ちょっと松山行ってくる おまけ
2008年1月2日 JR四国完乗してきた

 年も変わって2008年1月。松山市内の親戚宅で年を越した私は…

祖母・母・妹「福袋を買いにいよてつ高島屋に行かない?」
わたくし「だるい」

 というわけで、予讃線の残り区間を乗りに行くことにした。ひとりで伊予大洲までお前は何をしに行くんだと聞かれたので、内子を観光してくるということにして。

 松山駅まで叔父の奥さん(これってつまり叔母・・・?)に松山駅まで車で送ってもらって、「伊予長浜経由宇和島行」などという列車に乗る。

 予讃線には、伊予長浜経由の旧線(海線とも)と内子経由の新線(山線とも)があって、昔は優等列車もすべて伊予長浜経由の線路を使っていたのだが、何を血迷ったか五郎―内子間を結ぶ山奥の超ローカル線であった内子線につなぐ形で、予讃線の向原から内子までの新線を作り、さらに内子線を特急が走れるように大改造したため、旧線は日の目を見なくなり、更に、ただの地方交通線だった内子線は、事実上予讃線の一部なのに名前は地方交通線として残り、運賃計算を多少ややこしくしている。

 そんな感じなので、山線経由の列車は普通列車ですらあまりない。だから最後まで残ったのだが…。

 松山からその車両に乗り込むと、当然(?)ながら一両編成のワンマン列車であった。

機械「整理券をお取りください」

 JR四国では、有人駅ですら整理券をとらせて、車内改札を徹底しているようだ。

「定期券をお持ちのお客様も、整理券をお取りください。」

「整理券をお持ちでない場合、列車の始発駅からの運賃を徴収いたします。」

 恐ろしい。そこまでやらなくても…。そんなに運賃ほしいなら特急の検札の回数を増やばいいんじゃないだろうか

 そして、この列車、見渡す限り、同業者が五人は乗っている。鉄研部員歴3年!私は雰囲気を見れば同業者かどうかわかるようになりました。どう見ても地元住民より多い。

 地元住民は見慣れた光景であろう、列車から海が見れるという絶景を、同業者らしき雰囲気の人物は一同まじまじと見つめている。ああ、確定だ。そして私も見る。

 そして…

※顔出しはNGってことで

 2008年1月2日 JR四国完乗

 最初に完乗したJRはJR四国であった。

←完乗した時の列車

 完乗の地が終着駅じゃないというのはちょっと悲しいけど…。

 このあと、名目通りに内子に向かい、内子の伝統的町並みとやらを見に行ったが、「内子座」とかいう演舞場(?)は、1月3日からの営業らしい。

 駅に戻ると、カップルが
「すいませーん、青春18きっぷに特急料金足して特急に乗れませんかね?」
などという質問をぶつけていた。そんなことができたら、できたらみんな青春18きっぷで新幹線に乗って日本中を移動することであろう。

 国鉄民営化のころになって鉄道が開通したに等しい地域なので、駅前には何もない。ああ、暇だ!さっきのカップルはおとなしく乗車券も買って先に特急へ乗ったらしい。おまけに駅員は昼休みに突入したらしく、窓口を閉めてしまった。なんと暇なことであろうか!

ちょっと松山行ってくる 完
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