ちょっと福岡行ってくる 三日目
2008年3月25日 九州に行くふりして行かない

 ムーンライト九州に乗るからって九州上陸するとは限らない。
大阪22:07―(ムーンライト九州)―5:05厚狭6:07―(山陽本線普通)―6:13小野田6:42―(小野田線普通)―6:56雀田6:59―(小野田線普通)―7:04長門本山7:04―(小野田線普通)―7:10雀田7:43―(小野田線普通)―8:05宇部新川8:20―(宇部線普通)―8:31宇部8:38―(宇部線普通)―8:49宇部新川9:10―(快速のぞみリレー号)―9:53新山口10:11―(山陽本線普通)―10:53徳山11:44―(岩徳線普通)―13:05岩国13:10―(山陽本線普通)―13:33宮島口13:40―(宮島航路)―13:50宮島14:10―(宮島航路)―14:20宮島口14:33―(山陽本線普通)―14:55横川15:12―(可部線普通)―15:44可部15:48―(可部線)―16:25広島19:31―(呉線快速通勤ライナー)―21:28三原21:33―(山陽本線普通)―23:05岡山0:25―(ムーンライト九州)―…

 どこがどこだかわからないなら時刻表の索引地図を使えばいいと思う。

 「え?お前九州行くんだよな?」って聞かれそうですね。はい。じゃあなんで九州の手前で降りて東に向かってるのか?厚狭で朝を迎えたかったから……じゃなくて、これもまた乗りつぶしの一環で、どういうわけだか山陽本線一本だけでいいと思うのに、宇部とか小野田とかのセメント以外のイメージがない土地に路線がごちゃごちゃあるからこれを取りこぼさずに乗ろうとしたらこうなったわけです。え、陰陽連絡(山陰と山陽を結んでいるとてつもなく不便な路線の数々)に乗れって?それはまた今度…。

 時間的に下関まで行って帰ってきてもよさそうだったけど厚狭で起きられたので降りることにする。ちなみに乗りもしないのに指定券は小倉までとってある。

 厚狭は往年の山陽道を駆け抜けた寝台特急が止まる駅だったので(さくら号とか)、きっと駅前に何かはあるだろうと期待して降りた。(そういえばムーンライト九州で検札が来てないのはどういうことなんだ。)で、降りて俺は絶望した。

この駅何にもない!!

 駅舎内にあるのは駅そばと自動販売機とベンチのみ。こんな状態で新幹線と往年の寝台特急が停車する理由がさっぱりわからないくらい何にもない。キオスクも七時くらいからしかあかないので、朝飯を昨晩大阪で買っておいたじゃがりこに決定。もうじゃがりこは主食。

 しかし、じゃがりこを食べる以外にすることがない。なんか知らんが下りの次の列車は6時までない(1時間待ち)。この駅は三年寝太郎伝説にちなんで「寝太郎」なんて奇妙な地名がつけられてるそうだが、結局何にもないので、小野田で待つことにした。

 その6時の電車に乗って小野田に行ったのだが、駅員が七時までいないことを除けば厚狭と大して変わらない。何で厚狭に寝台特急が止まってたんだろう…。

 しかし、小野田に来たところで駅そばもキオスクも営業していないという状況に変わりはなく、結局厚狭にいるのと大して変わらないという事態。小野田線の入線はまだななのかとイライラしてたらなんか学生満載でそいつがやってきた。もちろん宇部新川からなのは解ってるが、やっぱりどこでもラッシュってあるんだなあとまったりする。日本語がおかしいような気がするが気にしない。

 なんか同業者オーラを出している人と大量の地元民で乗客が構成されていたりするわけだが、その同業者が一緒に雀田で降りて長門本山までついてくるという面倒な展開。

 わりと特殊な小野田線支線の雀田―長門本山について無駄に解説。

 この本山支線と呼ばれる区間は2003年まで旧型国電(チョコレート色のやつ。むしろ新人類世代くらいの人には昔の鶴見線というのがわかりやすいか)が奏功していて、日本最古の車両として有名であった。で、それすら廃止になった今ではこいつが走っている。

(※指が入っちゃってるのはキニシナイ!)

 一日五往復しか走らないというのになんと電化している。衝撃である。どうやら電化した1929年当時の人はここまで本数が落ち込むとは思っていなかったらしい。

 あからさまな同業者一人しかいないままこの電車が発車する。

 その同業者氏がひたすら車内放送を録音している間、途中駅から乗ってくることもなく終点長門本山到着。前述の通りこの駅は一日五往復しかない。そして、この電車が初電である。朝は次の電車を逃すと(というかこの車両が戻ってくる)、夜までないという閑散路線っぷりである。

 で、何故かこの駅は駅舎がないのになぜかぼっとんトイレだけある。

 ところでこの「美しい日本」とかいう看板は何を意図して置いてあったのか、今となっては思い出せない。きっと安倍晋三の出身地が山口県だからきっと…はたぶん考えすぎだろう。

 その同業者は折り返しに乗らずに長門本山でひきこもるらしい。乗客たった一人で長門本山発車。

 雀田で三十分待機しないといけないので、とりあえず駅員に絡む。

「下車印ください」
「この駅切符販売しかしてないから無理」

 要するにいわゆる「簡易委託」ってやつですね。ところでどこの業者に委託したらおっちゃん一人で窓口にいるなんて状況になるんだ?

 ここもやっぱりぼっとん便所だったりするのだが、長門本山と違ってちゃんとした駅舎はある。

 窓口に「今度の長門本山方面 16時28分」(ちなみに今は午前8時)とかいうシュールすぎる看板が掲げてあるって、そういえば昼間はあの電車はどこにいるのだろうと思っていたら、長門本山方面から次の宇部新川行きが現れる。時刻表読めばわかるって奴だった。鬱。

 宇部新川行きには当然さっきの同業者がいるはずだがそんなことは知らんってことで、無視して宇部新川へ。

 路線図上の終点はその手前の居能らしいが、どうせこんなところで乗り換えても…と思っていたら、反対側に宇部行きがやってきた。で、同時に発車した。あんぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(絶叫)!!!!!!

 どうみても叫び過ぎである。で、宇部新川に行ったら、どう考えても駅前が厚狭より発展している。しかも駅員がいるし駅スタンプまである。(なぜか富山にもあったホチキス型。)挙句の果てにローカル線の途中駅には珍しくみどりの窓口まで備えている。もうここに「はやぶさ」を止めようぜ。(おい)

 宇部新川から宇部に行かないと宇部線全部乗ったことにはならないので、宇部に行ったのだが、到着したホームが駅舎まで遠すぎるという理由で行かないという暴挙に出て、宇部と宇部新川のどっちが発展しているのかという命題を解き忘れた。なんてこった。

 宇部からいよいよ宇部線に乗った気がするぜえええと思ってたが束の間、これは宇部新川行き。また戻ってきた宇部新川。そしてこの駅では謎の快速列車に乗る。その名も、のぞみリレー号。小郡改め新山口にのぞみが止まるようになったからって大げさすぎ…。というか何で宇部線に走ってるんだ?川島令三に洗脳されて快速列車を走らせたくなったのか?

 川島令三に洗脳された快速列車に無駄に愛称が付いているが、同じ車両なことには変わりはなく、絶望した私は普通に眠り始めた。で、

「おきゃくさーん。終点ですよー。」

 大昔にそんな感じの酒のCMがあった気がしますが、まさにそのセリフを吐かれて新山口。昔の小郡駅だったのがのぞみ停車と山口市への合併を機に2003年、新山口に改称したらしい。中学校に入学する(2005年)まで小郡と呼んでいた俺が通りますよ。

 もう2008年だなあという遠い目をしていたらスタンプ。ここも何故かホチキス型。何でJR西日本の管内でホチキス型大流行中なのか…?空押しする輩がいるお陰で裏表紙にインクが付着して混沌としている(要するにカオス状態)。萎える。

 山陽本線で徳山まで行く。便利で快適な新幹線をご利用ください。20分の待ち時間はのぞみリレーに乗っておいて在来線を使うのはないわってことなのか。てか何で徳山なんかにのぞみを止めるの?

 徳山で、1時間もあったので駅そばへ突入。まあ10分もあれば駅そばに突入してそうだが。そこの駅そばになんか妙なものが売っていた。

ふぐ天そば・うどん

 ふ…ぐ…だと…?ふぐってあの河豚だよな?そしてこの店で一番高い(600円くらいだったか)。本当に河豚を使っているのだろうか?河豚を使っていなかったら大損だぞ…?と、小一時間券売機の前で睨めっこして、突然白いポストを探すための旅に出た。

 白ポストというのは地方でよく見かける、「家に持ち帰りたくない書籍はここに入れてください」などと書かれた白い箱のことで、家に持ち帰りたくない=青少年に有害な書籍という意味らしい。駅の出口に置いてあったのだが、中身はゴミ箱と化している。で、中身を覗いてみたのだが、しんぶん赤旗などの確かに青少年に見せたくないくらい思想は過激な書籍(?)が捨ててあった。ヤングジャンプは…白黒で言ったら灰色か?

 駅前商店街のシャッター通りっぷりに感激した後駅に戻ってくる。結局ふぐ天そばを食べることにした。

2分後。

 なんか出てきた。一応それらしいてんぷらが載っているが、慰め程度の小ささのである。そして、食べてみるとただの白身魚程度の感じしかしない。でもこれがフグらしい。一般的に河豚とか言ったら薄っぺらいのしかないけどこれがフグらしい。

 白身魚のフライを食べた後、岩徳線のホームに向かう。最近のPCのゆとり教育度が異常なようで、「がんとくせん」と入れても変換できない。今使っているPCのGATEWAYとかいう会社が海外のメーカーだからじゃないかと思っているが、これはマイクロソフトの陰謀なのか?

 マイクロソフトの陰謀にかかったこの路線はただのディーゼルカー。非常にマイナーな路線のはずなのだが、山陽本線に乗った時の運賃計算はこの路線経由という非常にややこしい規則があるので、実はかなり影響を及ぼしている。これは、この路線がもともと山陽本線の短縮線として建設されたが複線にするときに工事がめんどいから結局元に戻したという経緯があるせいだが、地方交通線という幹線と違う運賃区分なので計算が面倒になる。どげんかせんと(略

 岩徳線はひたすら山奥でトンネルというイメージしかない。しかも1時間で終わったのでろくな印象がないまま岩国到着。

 岩国といえば米軍基地の補助金がどうのこうので揉めてた気がしますが、そんなことはどうでもよく、乗り換え時間は5分。錦帯橋なんか見に行く暇があるはずがないので宮島口を目指す。

 宮島口は、戦前は軍港として、戦後は厳島神社への観光地として、寝台特急が止まっていたが、さくらが廃止されて以来全部真夜中の走行だから停車しなくなった。だが厚狭とは大違いなのは言うまでもない。

 何で宮島口で降りるのかといえば、そこに線路はないのだがれっきとしたJRの路線として宮島航路があるからである。JRの路線であるからには乗りつぶしの範囲に入れることにしたので、これに乗るわけだ。

 港までは徒歩6分。そして出港まで7分というきわどすぎる時間設定なので急ぐ。地下道FUCK(途中の交差点がなぜか地下道を渡らないといけない仕様)とか叫びながら港まで猛ダッシュ。広島電鉄とか言う路面電車に水をあけられるのは多分港まで遠いからじゃないかとさえ思うくらい広島電鉄の駅が目の前である。恨めしい。

 この宮島航路は、JRの路線というからには船のくせして青春18きっぷが利用できる。JRバスが分社化した今、青春18きっぷで利用できる鉄道以外の機関はこれだけである。

 船に乗れたので、まったりしていると、観光案内が流れ始めた。

「厳島神社の鳥居は16mあります。」

 それくらいのことしか言ってなかった気がするのだが、続いて英語放送が流れ始めた。英語の成績はそんなによろしくなかったりするのだが、とりあえずこう言っていたのはわかった。

「It was built by Tairano Kiyomori」

 要するに厳島神社と平清盛の関係を語っていたらしい。どう考えても日本語放送より詳しい。

 厳島神社の鳥居を眺めてたらすぐに宮島到着。競合する広島電鉄の航路との対抗上大人一人の運賃は170円であるが、青春18きっぷで乗れるという神仕様のお陰で切符を見せて改札を通過。

何もない駅、観光しない町

 厳島神社を眺めてもよかったのだが、一度来たことがある上、どうせ拝観料高そうだしという理由で行かず次の船に乗る。建物は広電の汽船と同じで運賃まで同じらしいので、早く出るほうに客が流れるという光景を眺めながら時間を潰す。青春18きっぷはJRのほうの航路でしか使えないので待機。

 スタンプを押してみたはいいが摩耗が激しすぎてろくなもんじゃない。とりあえずここに新型を入れればいいと思う。

 帰りの航路は厳島神社には寄らないらしい。つまんね。

 乗継が悪いのでなぜか駅そばが廃止された宮島口駅で待機。で、ここから山陽本線で広島を目指すのだが、テンションだけで広島の手前で可部線に分岐する横川駅で降りる。横川と言ったら信越線しか思い浮かばねえよって方、挙手。

 ここにもまたスタンプが。国産乗合バス発祥の地。でっていう。駅前には乗合バスではなく路面電車が乗り入れている。「広電本社行き」と「江波(えば)行き」らしいが、某アニメの略称に酷似した駅名の電停に行くほど暇じゃないので関係がない。

 駅構内を往復していたら可部線可部行きが来る。この可部線は、三段峡まで行った後日本海側まで結ぶ計画だったが国鉄再建のあおりで中止になり、そのうち三段峡から可部の間も廃止になった路線なのだが、その廃止区間には国鉄2万キロ達成の記念碑があり、ほったらかしらしい。ちなみに一時期確かに2万キロあった国鉄は民営化後路線を廃止しまくって今では2万キロを切っている。ローカル線ばかり1000キロ近く廃止したというのだからいかに無駄な路線ばかりだったかがよくわかる。昔の路線図を見ると北海道の線路がごちゃごちゃしすぎてさっぱり意味がわからない。「日本一の赤字路線美幸線に乗ろう」なんてキャンペーンをしていたくらいだし。

 可部線はずっと家屋が続いてつまらん(全線が広島市内)ので寝てたら可部で折り返して気が付いたら広島で長時間停車をしていた(この電車は呉線直通)。寝過ぎだろ…。

 広島に到着したのだが、このまま岡山まで行ったところで異常な暇を持て余すこと間違いないので、ここで4時間にわたるニート開始。

<<教育上よろしくない描写をする羽目になるので省略>>

 とりあえず北九州の昔に比べればだいぶ路線が減ったもののいまだになんでこんなカオスなのか理解できない路線網を制覇するために午後6時、マクドナルドに入りビックマックおいしいですとか言いながら計画を練る。時刻表を見てくれればその路線網の意味不明さが理解できるだろうが、国鉄時代はそれに加えて平成筑豊鉄道とかも国鉄であり、その他に雑多な路線網が形成されていた。そのカオスな路線網と現在の路線網の比較を載せたいところだが、グーグル先生を駆使しても出てこなかったので、諦める。筑豊炭鉱があったからってこの路線網は大袈裟だろうってくらいの路線網だった。

 回顧しても仕方ないので話をもどそう。とりあえずこんな感じになった。

岡山0:25―(ムーンライト九州)―6:07小倉7:02―(日田彦山線普通)―9:25日田9:37―(日田彦山線)―10:46田川後藤寺11:17―(後藤寺線普通)―11:37新飯塚11:38―(筑豊線・篠栗線快速)―12:10長者原12:15―(香椎線普通)―12:32宇美12:48―(香椎線普通)―13:41西戸崎13:51―(香椎線普通)―14:36長者原14:47―(香椎線普通)―14:57博多17:43―(鹿児島本線快速)―18:07原田18:20―(筑豊本線)―18:48桂川18:57―(筑豊本線快速)―19:22直方19:38―(筑豊本線)―19:58折尾20:05―(筑豊本線)―20:23若松20:28―(筑豊本線普通)―20:47折尾20:50―(鹿児島本線快速)―21:09小倉22:14―(ムーンライト九州)―…

 たぶん今までで一番まともであろうが、乗りつぶしならなぜ博多で2時間引きこもってるのかって?

 博多ラーメンを食べて筑豊本線の末端区間に原田線という愛称がついている区間に乗ろうとしたらこいつが4時間に1本くらいしかなくて、仕方なくそんな待機時間になるわけで。え?とんこつラーメンがいけないんだろって?

 本日の最終目的呉線に乗るのだが、「通勤ライナー」とかいう大仰な名前が付いている。首都圏で通勤ライナーというと、特急車両を使って着席通勤をするための列車のイメージが強いが、どんな列車が来るのかと期待していると、103系とかいうこの間まで常磐快速線にいたあれ(写真参照)が来た。さすがに塗装は違うが。通勤ライナーというのにオールロングシートで幻滅した。103系かわいいよなんて言ってるのは某Bだけで十分である。

オールロングシートでそれなりに人も並んでいたが、毎日の通学で鍛えた甲斐もあり、着席した。田舎民ざまあ

 しかし、そもそも単線なのだから大して混雑するわけもない。軍港のために作られた路線だし。

 そろそろよい子は寝る時間だとか言って寝始める。もう、寝過ぎってレベルじゃねーぞ。

 三原から山陽本線三石行きに乗るのだが…まさかこれがこんなことになろうとは誰が予想していたであろうか。

 岡山まで何もなかったように進む。時は2008年3月25日23時5分。

 私は飲み物のためだけに改札付近のハートイン(ニューデイズみたいなやつ)に向かった。こんな時間まで営業してるのもなかなか優秀だと思うが、そんなことはどうでもいい。どうせほとんど売り切れである。

 ムーンライト九州が来るまで1時間あるので改札付近で列車案内を眺めていたら、突然有人改札を警官が突破し始めた。そういえば23時09分発の福山行きが発車していない。何で遅れてるんだろうと思ってそのまま23時33分。次のも発車してないらしい。

 何が起きたのかと思ってムーンライト九州の到着する1番ホームに行ったら、そこには人だかりとテレビ局のカメラ5台と警察がロープでホーム半分を占領している。ついでに言えばさっきの三石行きは岡山で10分停車して発車するはずだったのだが発車しない。

 同業者数名が事情聴取かなんかで警官について行ってるのを眺めながら、これは人身事故が起きたのだと判断した。それにしてもカメラ5台とかいう異様さである。このときは、地方のテレビ局は滅多に事件が起きなくて暇なんだろう程度に考えていたが……。

 どうせ載っても社会面のはじっこくらいだろうと予想してさっさとムーンライト九州到着しないかなと思っていたら、ムーンライト九州の到着時刻になってこんな放送が流れた。

「ムーンライト九州号は30分遅れての到着です。」

 ホームにいた客(ムーンライト九州の乗客以外いないだろう)は唖然とした。そして、0時48分、富士・はやぶさ号が何事もなかったかのように停車。何でこいつは人身事故の影響を受けずにやってこれたのか甚だ疑問である。

 ムーンライト九州が1時前にやってくる。さて小倉まで束の間の休息を取ろう。

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