ちょっとJR完乗してくる・最終章　二日目
2009年03月21日　三連休パスのフル活用

　世間では今日は三連休二日目。つまりど真ん中。でも私の学校では……、

　何考えてるんだこの学校は。

　終業式の後の、今年度で退職される我が担任の送別会を終えて、学校を出たのは12時半。恵比寿駅構内のさぬきうどん屋で飯を食らい、山手線で東京駅を目指すと…衝撃の事実が。

　東京駅到着予定時刻は13時20分。そして、一時間に一回くらいしかないガーラ湯沢行きの新幹線は……13時21分発！(byNAVITIME)

　絶対乗れないので諦めて長野から先に回ろう。

東京14:04―(あさま527号)―15:47長野16:18―(あさま538号)―17:12高崎17:52―(Maxたにがわ419号)―18:26ガーラ湯沢19:02―(Maxたにがわ84号)―20:32東京

　軽井沢は小6のとき入試が終わった頃にスキーしに来たので、高崎から軽井沢までは乗車済みというどうでもいい状態だ。でも、全線乗るならこの駅をもう一度通らないといけないわけでして。せっかく三連休パスがあるのに高崎まで信越本線＋横川からバスなんていう酔狂なことをする方はおらんでしょう。

　ああ、やっぱり新幹線って速いねとか、「サトームセンの廃墟が哀れすぎる（※この時点で、あなたの近所の秋葉原ことサトームセンはヤマダ電機に乗っ取られて全店閉鎖）」とか思ってたらすぐに長野到着。東京から一時間四十分しかかからずに終点というんだから、東北新幹線で言うなら福島あたりが終点というくらいの長さである。長野オリンピックのためだけに作ったんだからしょうがない。まあ北陸新幹線として富山まで着工してるらしいけど。

　長野といえば…リンゴの生産量が全国二位だと日能研で習いましたね（あれ昨日の文章にも似たようなこと書いたぞ）。でも、お土産にリンゴを買いに行くわけにもいかないので、信州そばを買って帰ることにする。そうそう、スポンサー（親）の機嫌はとらないと…ね。

　長野駅では、

　高崎で四十分も待たされるので在来線ホームに行ったら何故か客車が止まってたので行ってみると……。

　そこには「DLみなかみ」なる怪しい列車が止まっていた。そして、ごっついカメラを抱えてホームを駆け巡る同業者。冷静な目になってみるとここまで痛々しく見えるんですね。まぁ、乗り鉄として一つの高い山をもうすぐ登り終えようとしている私が言えたことじゃないような気がしますけど！

　エキナカの本屋で暇をつぶして上越新幹線に乗り込む。ガーラ湯沢行きの本日最終便のMaxたにがわ。だけど、Maxにする必要性は感じられないほど空いている。一両に二人くらいしかいないし。まあ折り返しが混むんだろうけど。

　ガーラ湯沢に着いて一緒に下車したのは同業者と思われるおっさんひとりであった。そもそもこんな時間にガーラに来てもスキーはできまい。案の定、改札の目の前にあるスキー場の受け付けには「本日の営業は終了しました」「19時まで」等と書いてあった。

　だがしかし！スキー場が閉まったばかりなのでスキー客が駅構内に大量にいた。そして、「発車15分前から開始」と書かれた自動改札機の前に大行列を作っていた。

←全部の改札が出場専用だけどさっきのが終電なんだよね。

　さて、そろそろメシ食うか……、19時前だからちょうどいい。ガーラ湯沢駅は、駅から出ると本当にスキー場しかなく、しかも先述のとおりもうスキー場の営業は本日終了しているので、駅構内で何かを調達するしかない。

　観光客はいっぱいいるし、それに合わせてお土産屋もあるし、もちろん駅弁も売っているのだが……。お土産は論外としても、コンビニで売ってそうな肉まんが400円とか、から揚げ数個で350円とか、流石に観光地価格であった。

　そんな中、駅弁売り場を見に行くと……。

　「

　これで新幹線車両の直通する路線はすべて乗車したことになる（←微妙すぎる）。

　　で、あとは帰るだけ。自動改札の前にかなり長い行列ができていたので、三連休パスの指定席も残っていることだしみどり窓口の指定を取りに行くと…

　あ、そうですか。自由席決定。立ち客出るなこりゃ。

　…しかし、ふたを開けてみたらどうやらあの行列のほとんどが指定席に向かったらしく、自由席は一両貸し切り状態であった。ちゃんちゃん。

　この時点でもう、東京よりも西の路線は制覇している。いよいよ明日から本当に北海道へ向けて旅立つようです。乞うご期待。。